【組曲「星」を創作するにあたって。】

2020年「コロナ」は私たち音楽家を始め、多くの表現者の行き場を奪いました。いつまで続くかわからない状況に、なす術もなく、ただ時が過ぎるのをじっと待っているなんて、私には出来ませんでした。

2020年10月。

「狐花と月」という作品を作りました。朗読と音楽と映像の世界。沢山の皆様にお力添えいただきました。

そして、その時生まれたのが、

「久遠の月」です。

作曲家の藤代敏裕さんのメロディに私が歌詞をつけさせて頂きました。

歌い手は、『既に在るもの』を表現することが多いですが、初めて作詞をさせて頂きました。

ちょっぴり調子に乗った私は、

組曲「月」の作詞をさせて頂きました。

これがなんとも楽しくて、大好きなお仲間たちをお誘いしてさらに創作したのが、

歌とピアノの協奏曲

「花鳥風月そして猫」（未発表）

そしてさらに楽しくなって、

組曲「星」が生まれました☆

子どもの頃、父に教えてもらった歌があります。

「ひとりのぞうさん　クモの巣に

かかって遊んでおりました。

あんまり愉快になったので、

『もう1人おいで』と呼びました。

ふたりのぞうさん　クモの巣に…」

と、永遠に続くのですが、まさにこんな感じです♪

作曲家の藤代さんのおかげで、

私はなんとも楽しく、幸せな時間を過ごさせて頂きました。

「産みの苦しみって大変ねぇ…」なんて、いっちょまえに悩みながら、みんなをどんどん巻き込んできました。

今回の「星」は、お仕事仲間の馬場大輝さんと作詞しました。

私とは全く違う、素晴らしい感性の持ち主でした。

詩を書くにあたって、沢山の事を教えて頂きました。

私のいろんなキモチを聞いてくださり、考えてくださった馬場さんの詩はあんまり素晴らしかったので、「きらきら星に」は、「星のなかま⭐︎」のテーマソングにさせて頂きました。

「きらきら星に」

https://youtu.be/oVg5cdIxbAM

星のなかま⭐︎は今年11年目を迎えました。いつのまにか、沢山の「なかま」に支えて頂くようになりました。

『幾億の星たちの中で出逢えた事に感謝して…』このコンセプトを忘れずに、これからもみんなで表現していきたいと思っております。

最後に、わたしの我儘にお付き合いくださいました

作曲の藤代敏裕さん、バリトン歌手の馬場大輝さんに心から感謝しております。

幸せな時間でした。ありがとうございました。

沢山の方々に歌って頂けますように⭐️

新月に願いを込めて…✨🌚✨

2022.04