来年も再来年も…

「ニングル」終演致しました⭐️

合唱は16名。
一人一人が大切なパズルのピースで、
一人かけても出来ない作品でした。
決して多くない稽古回数。
男声合唱は特に、ワゴンや道具の移動、着替え、ソロ…と大変だったと思います。
いつもソロでご出演の方が今回初めて合唱に入っていらっしゃいましたが「合唱は大変だった…」とおっしゃってました。

そうなのです。
合唱は大変なのです。(特に岩田さんの時は)
「合唱は誰にでも出来る」と思われたくないのです。歌も芝居も臨機応変にすぐ対応できる人じゃないと。
さらにどんなに急いでいても、足音を立てないとか、様々配慮をしています。
今回、男声で役付きと合唱をやっていたメンバーがどれほど能力が高いか…わかって頂きたい!!!な!!

ソリストさんも素晴らしくて、
音楽の通し稽古から約1カ月。
皆さん、別人のようになっていました。
そこにはやはり、演出家の岩田達宗さんの導きがあったのだと思います。

みくり役の相樂和子ちゃんは、彼女が歌った役の中で一番素晴らしかったと思いました。
途中、様々葛藤があったかも知れませんが、「みくり」の花言葉にもあるように、【恋の痛み】というか、自分の棘で自分も相手も傷つけてしまう、それでいて儚い心が表現されていたように思います。
そして、彼女の言葉はちゃんと本物なので大好きです(๑>◡<๑)

二人の光介も、どんどん素晴らしくて。。
ゲネに入る前に、演出の岩田さんから「通し稽古から光子がお母さんにしか見えない!!ありがとう!」と言って頂きましたが、「光介が素晴らしくて、私はそれを受けているだけです。」とお話ししました。
その前のシーン、袖で光介の歌を聴きながら、
やや過呼吸気味になるように気持ちを作っていたりして…。
「みほりんも、お母さん役をやるようになったかぁー」とおっしゃってました(笑)

打ち上げで、ハグ(みんなに)してくれた岩田さんに、「来年も宜しくお願い致します。」と言ったら、「来年も再来年も宜しく!クイックリーだけじゃない!!その次もある!!」と、あの頃のように、24年前の研究生の頃のように力強くおっしゃってくださいました。

岩田さんも、合唱指揮の河原さんも、研究生の頃からずっと見ていて下さって、勉強させて頂いて、アドバイスも頂いて感謝しかありません。

23年の合唱人生の幕引きに素晴らしい作品と、
素敵なお仲間とお師匠たちと作品を創れた事に心から感謝しています。
(再演があったら参加したいけどっ💕)


あ。バレンタインだ…

HOSHI-NO-NAKAMA

星のなかま★ 【幾億の星々のなかで出逢えたことに感謝して・・・】をコンセプトに、ジャンルに捕らわれることなく、楽しんで頂けるコンサート等を企画・運営しています。