「うみとそらのおうち」へ。

今日はコチラへ伺って参りました。
「うみとそらのおうち」

京急線の金沢八景にあります。
こどもホスピス です。

実は数ヶ月前から考えておりました。

私の文章力のなさでは、皆様の想いを伝えられないので、一番上をポチッとしてみて下さい…🥲

少し前に資料を頂いてご連絡させて頂きましたら、
「見学会へ来て下さい。」との事で伺わせて頂きました。

この【おうち】が出来るまでに7年の月日を要した事、稼働し始めて1年になる事、沢山の方々の優しさと涙でうまれた事、ここを利用した子供たちの中で、昨年は30人も天使になった事…

伺う前に、YouTubeで利用者さんの様子も拝見していました。

私の父は悪性リンパ腫だったのですが、
最後の入院の時は小児病棟が近くて、待合室で見かけるご家族が皆さんお若かったり、時折聞こえてくるお子さんたちの声を少し思い出していました。

父も闘病が長く、治療によっては無菌室に入って、面会出来なかったり、ガラス越しに描いた絵や文字を見せたりしていたので、私が思う事が実際に出来るかどうかを伺いたかったのでした。

「星のなかま」で、
お子さんたちの身体の負担にならないような、
30分くらいの小さなオペレッタを作って、
ここで公演できないかな?と思っていました。

このおうちでは、イベント等もあるようでしたが、
実際には、やはり感染症(コロナ以外にも)の事があり、難しいそうです。(特にお歌は…)

職員の方のお話しでは、
【広報】と【寄付】が一番有難い、と。

わかっていた答えでしたし、納得です。

2020年に「狐花と月」というDVDを作った時に、
児童福祉施設(親御さんと一緒に暮らせないでいるお子さんが生活している施設)の何件かにお手紙を添えて送らせていただきました。
自己満足でしかないかもしれませんが、何かしたかったんです。。

でも、本当に必要なのは【寄付】だという事もわかっていました。

全国に沢山ある施設の中のほんの数件に、
ほんの僅かな寄付しか出来ないならば、心を込めて作ったものをせめて観てもらえたら、と。

でも、今日、こちらに伺って一番感じた事は、
またもや無力感でした。。

私が一人で落ち込んでも仕方がないのですけれど…

お子さんを亡くされたご家族に伺ったアンケートで、一緒にやりたかった事を教えて頂きました。

⚫︎お子さんと同じベッドで眠りたい。
⚫︎お母さんのご飯を食べたい。
食べさせたい、かな。
⚫︎一緒にお風呂に入りたい。

こんなささやかな願いが叶わない。
でも、このおうちでは、叶えてあげられる。

沢山の方々からの寄付で成り立っているのが現実ですものね。

まだ横浜と大阪にしかない、こどもホスピス。
全国に作るプロジェクトがあるそうです。

きっと、単発的にではなく、維持していく為にも、長い支援が必要なんだと思います。
大きな企業さんもご支援なさってました。

自分の無力さをずっしり感じながら、
でも、出来る事もあるか!と、ちょっぴり開き直りながら、海を見ながらトボトボ帰って来ました。
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天井のライトは、星座になっているそうです⭐️

代表の亡くなられたお嬢さんは、今日6/7がお誕生日で双子座だそうです。

ずっと見られるカシオペア座、
親子の大熊座と小熊座。

ほんの僅かな時間でも、お子さんとご家族が、ここで笑顔で過ごす事が出来ますように。

そして、お子さんを亡くされたご家族が、
またここにいらして、お子さんのお話しをされたりするそうです。

今は心と頭を整理中です。







HOSHI-NO-NAKAMA

星のなかま★ 【幾億の星々のなかで出逢えたことに感謝して・・・】をコンセプトに、ジャンルに捕らわれることなく、楽しんで頂けるコンサート等を企画・運営しています。