組曲「月」より
作詞:佐藤みほ 作曲:藤代敏裕
I 「星月夜に逢いに来て」
ひとつ ふたつ 流れる流星
月の歌をはこんでく
宇宙(そら)からの贈り物
約束したね 虹の入江を
二人で手を繋ぎ
お散歩しよう、と。
星月夜に逢いに来てね
王子様みたいにね。
星月夜に逢いに来てね
大好きな人は あなた一人。
地平線が夜の終わりを告げ
月の歌も聞こえない。
遠くに行かないでね。
あなたの歌 私歌うから
いつも隣にいて聴いてて欲しいの。
星月夜は逢いに来てね
ひとりぼっちにしないで
星月夜に逢いに来てね
地球(ここ)にいるから
迎えに来て。
II 「占い」
眠れない夜に一人
微睡む(まどろむ) 夢の終わり
銀の月と金の星が
子守唄を歌う
手のひらから月の雫が
こぼれ落ちるのよ
涙のように そっと…
星座を指でなぞりながら
占うのよ 恋を
見えない月が また天(そら)に昇る
私に足りないカケラ
あなた 持ってた…
白い翼 優しく抱いて
一人 瞼 閉じる
ラララルリララ…
Ⅲ 「久遠の月」
月はさやかに 空に浮かび
巡る季節を 見守り続けて
長い哀しみ 癒してくれる
ためらう心 十六夜月(いざよいづき)
信じられぬと そう言う度に
夢と愛とが 消えていくのね
「逢えますように…」
祈る日々の
下弦の月と 私ひとり
あなたと私 出逢えた奇跡
何億もの星の中で生まれて
月の引力 引き寄せられて
まあるい月が ふたり 照らす
繰り返す 季節巡り
久遠の時を 愛しむように
蒼い空に 姿変えて
見守り続ける 久遠の月
【歌詞の解説】
I 「星月夜に逢いに来て」
この曲は、亡くなってしまった恋人を想って、
夜、星空を見上げながら想っている歌です。
[虹の入江]は、月にある場所です。
II 「占い」
自我が無いはずの天使が人間に恋をしました。
天(そら)に帰る事が出来なくなってしまった天使が恋の行く末を占う歌。
Ⅲ 「久遠の月」
子供の頃、『逢えますように…』と、
わたしは、毎日星に願っていました。
数十年の時が経って、願いが届いた喜びと、
永遠に続く想いを歌いました。
【3/20 YouTube配信コンサート】
下記のページからご覧いただけます。
https://youtu.be/p2MHpyMMPhk
HOSHI-NO-NAKAMA
星のなかま★ 【幾億の星々のなかで出逢えたことに感謝して・・・】をコンセプトに、ジャンルに捕らわれることなく、楽しんで頂けるコンサート等を企画・運営しています。
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